2016年06月

2016年06月07日

固定資産税の日割計算

少し間があいてしまいました

前回、契約書のお話しをしましたが
不動産の売買契約に特有の条項として
固定資産税についての取り決めというのがあります。
不動産ならでは、ですね。

不動産をお持ちの方には毎年、
市町村から固定資産税の請求がきますよね。
この固定資産税は毎年1月1日現在の所有者(登記簿上)に対して
一年分が課税されるものです。

年の途中で物件を手放した売主にしてみれば、
所有者ではなくなった期間の分もまるまる固定資産税を支払うというのでは
損をしているように感じますよね。

ところが、不動産の所有者が、売買などによって年の途中で代わっても
市町村の方では全額を元の所有者、つまり売主に請求してきます。
というより、元の所有者にしか請求することができず
所有者の切り替えなどの対応はしてくれません。

そこで、売買代金の支払いの際に一年分の固定資産税を日割計算して、
買主・売主の間で清算するのです。
もちろん当事者の合意ですので、清算が必須ではありません。
考え方としては全額売主負担のままというのも一つです。
ただ、対等な関係である売主・買主の間において
所有権が移った後は買主の自己負担というのが一番合理的ですよね。
ですから、ほとんどのケースでこの固定資産税の清算条項が盛り込まれます。

ここで問題です
固定資産税の日割計算の起算日はいつでしょう?
つまり、固定資産税において『一年』とはいつからいつまででしょうか?
 a.1月1日から12月31日
 b.4月1日から3月31日


こたえ
どちらでもない!(ズルいですね

とある市役所に問い合わせたことがあります。
市役所がいうには、「一年は一年です。」 ナニソレ
いつからいつまで、という概念がないんだそうです。
清算は、当事者で好きにしてください、と言われてしまいました。

では実際どうしているかというと、
おおむね
 関東地方では1月1日
 関西地方では4月1日
を基準として清算することが多いようです。
こんなところにも地域性があるんですね。


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