「終活」

2016年01月26日

後見人の着服

総務の雑用くんです。

 元々睡眠が浅いほうで少しの物音でも目が覚めてしまいます。
最近はそれを輪にかけて寝付きが悪く、かつ寝ていても自分の脳内が活発に活動しつづけているため、
あんまり寝た気にはなれず、疲れが抜けきらないのが悩みです
先週末とうとうダウンして金曜日は仕事を休みました。

 アルコールを少し入れてもダメです。
無料でぐっすり眠れる方法があるなら誰か教えてください


 1月25日付の朝日新聞朝刊です。

 「後見人の着服、問われる家裁、弁護士、親族を選任・監督相次ぐ被害」

 ほとんどの人は真面目に後見人をやっていると思います。
わずかにこのような人が出てくるだけで後見人は怖いというイメージになりますよね。
後見人に着服されるか訪問販売に変なモノ売りつけられたり、無意味なリフォームさせられたりする、特殊詐欺にあうのと結果的には不必要な財産が流出するという意味で全く変わりません。

 こうして、後見人制度が社会への定着が遅れれば遅れるほど、悪質業者や特殊詐欺が幅を利かせわけで一国民としても一抹の不安を感じます。

 家裁もしっかりしてもらわないといけませんが、財産のための後見人損害填補保険をつくるか、後見人の監督人への報告義務、書類閲覧の権利、罰則を厳しくする立法をするか、安心して利用できる制度に見直していただきたいなあと思います。

 もちろん、北摂みらい司法書士事務所では「着服等がないように」「みなさんが安心して利用いただけるように」任意後見の提案をさせてもらっています。
 
 (法定後見人では、元気なうちに後見をあらかじめ約する契約ができないため、提案できる範囲はかなり限られます。)

 北摂みらい司法書士事務所の内部統制担当として、
「当事務所は絶対着服等をおこさない事務所」にします。

あたりまえのことなんですけどね・・・・。

 ホームページでサービス内容はいずれ紹介させていただきますが、それまで待てないとか、聞いてみたいという方がいれば、ご連絡まってます。


 北摂みらい司法書士事務所 総務担当




 


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2016年01月18日

遺言書~スムーズな相続のために

 罵声が飛び交い犬も食わない初老から中年の兄弟げんかをドアのすきまから市原悦子扮する家政婦が覗きみるドラマのような相続争はフィクションでありテレビの中だけのもの、もしくは資産家だけのものではありません

 

 遺産分割協議は、各相続人の思惑や利害が複雑に絡んできます。私の経験から言うと、ドラマのような隠し子や前妻の子、普段仲が悪い兄弟間で協議がこじれるケースももちろんありますが、日ごろ仲良くしている兄弟姉妹間でも遺産協議がこじれ、以後兄弟間が疎遠になるケースも少なくありません。

 

 我が家では、母から生命をもらってうまれてきた子供に父が名前を与えます。もちろん、名前は誰が決めるかは各家庭でそれぞれだと思いますが、生命と名前は子供への初めてのプレゼントだと思います。反対に最後のプレゼントとなるのが遺産ではないでしょうか。

しかし、残った財産は貴方たちへのプレゼントだから好きなようにわけなさいといえば、おやつの取り合いでケンカをする子供のようなことをはじめる可能性もあります。

大人でしょ?と言っても、事はお金です。学費やローンを抱え生活のかかった相続人は少しでも多く得たいと考えるものです。

 また、全てが現金など換金性の高い資産なら分けやすいのですが、不動産など換金性の低い資産があると、とたんに分けにくくなるものです。そうなると、子供のおやつのケンカのように「私、チョコレート(現金)がいい。」「私もチョコレート(現金)のほうがいい。」なんてことにもなりかねません。

 あらかじめ、遺言書を作成して、子供たちに分け与える資産を指定するのです。遺言書は法的に強制力を持っているので(遺留分など全てが希望通りになるわけではない)、子供たちは従わなければなりません。チョコレートがいいとか言うことができないということです。

そこで登場するのが遺言書です。子供のおやつの取り合いでは、これが貴方のおやつですよと決めてあげれば解決です。相続においてもこれが貴方の取り分ですよと指定するほうが、兄弟間のもめ事は少なくなると思います。

自分の死後、自分の子供たちの関係がぎくしゃくするのを喜ばしいと思う方は少ないはずです。そうならないために、遺言書を活用するのも一つの手段です。

 

 他にも、子供がいない場合は兄弟姉妹が遺産を相続することになりますが、自分の兄弟とはもう疎遠になっていて、親密な付き合いがないとします。その兄弟よりは、血縁関係はないけれどお世話になっているあの人に財産を一部でも残したいと思ったら、、、

 相続人の一人に認知症によって判断能力が低下している人がいる場合にも、遺言書があることで、その後の手続きがスムーズに進むケースがあります。

 

 自分が亡くなった後のことではありますが、自分の子供たちや親せきにいらぬ苦労は掛けたくないものです。それを防ぐために遺言書はとても有効なものです。
どこどこのNPO法人に寄付したいというのも遺言書がなければ実現は難しいでしょう。

 財産の多い・少ないにかかわらず、思うところがある方は一度遺言書を検討してみるものいいかもしれません。

 

次回は 遺言書の作成について書こうと思います。

 

                      北摂みらい司法書士事務所 光田 正子

 

 

遺言作成の相談 相続登記なら私たちにお任せください。

北摂みらい司法書士事務所

 司法書士 光田 正子

電話 072-665-6246

FAX 072-637-0307

ホームページ http://hokusetsu-mirai.net/

 

 



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2016年01月14日

エンディングノート

祗園精舎の鐘の声、 諸行無常の響きあり。 娑羅双樹の花の色、 盛者必衰の理をあらは(わ)す。 おごれる人も久しからず、 唯春の夜の夢のごとし。 たけき者も遂にはほろびぬ、 偏に風の前の塵に同じ。』


 平家物語の冒頭を引用しましたが、おごれる人もたけき者も関係なく万人はいずれ衰え亡くなるものです。

 しかし、その中でできるだけ他の人に迷惑をかけたくない、自立して生きていきたい、最期はこのように迎えたい、死後はどのようにして欲しい・・・・誰にもその願いはあると思います。

 最近、「終活」(私自身はこの言葉は好きではありませんが)という言葉がマスコミを賑わせています。
ひと昔前なら、子供と孫が同居する二世代、三世代型の家族構成が一般的であり、一家の女性は専業主婦というかたちが一般的でした。
また、ご近所さんの助け合いネットワークがあり、檀家制度など一家の祭祀がある程度決まっており、自由度がないにしろ、何もしなくても、特段の事情がない限り、前例通りに進められていました。
時代はすすみ、現役世代の核家族化や夫婦共働き、近所のネットワークの薄弱化がすすんでおり、今までの前例どおりにできなかったり、もしくは行うことが難しくなってきています。
その中で、自立しているうちに「これからの自分」、「もしもの自分」に備えてあらかじめ意思表示し、また、参考となる資料を残しておきましょうというのが「終活」の意味です。

 

 とはいえ、全てが未来のことであり漠然としたものであるため、「終活」はまず何をすればいいかわからないいう方がほとんどだと思います。
私はまず「エンディングノート」の作成をおすすめしています。

 書店で市販しているものの他、葬儀会社や金融機関、自治体による無料配布している場合もあります。

 頒布されているエンディングノートは、ほとんどのものは自分の履歴書からはじまり、生前(医療や介護、財産管理など)、死後(葬儀や相続など)、自分がもしものときに考えていたほうがいいことが網羅されており、まわりの人に知らせておきたい自分の意思、介護や周りの人が行う手続などのために知りたい事項を整理することができます。


 また、「万一のとき」の財産管理についての項目もあります。認知症等や不慮の事故に備えて、特定の人に財産管理のおねがいしたい場合は記入しましょう。


 ただし、エンディングノートは、あくまで自分の希望を整理し、資料とするものであり、
必要に応じて利害が関係する人と話し合って記入をすすめないと、後でもめる原因となります。また、法的拘束力がないので正式な遺言書や契約を生じさせるための書類の作成が必要となることもありますので、もめるリスクを減らしたいや希望をかなえたい、書いた内容が不安だという方は弁護士司法書士など身近な法律家に相談することをおすすめします。

北摂みらい司法書士事務所

司法書士 光田 正子 




エンディングノートの作成の相談からお任せください。

北摂みらい司法書士事務所の老後の暮らし支援サービス

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北摂みらい司法書士事務所

代表司法書士 光田 正子

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